こんにちはキックです。
今回はめんつゆを使ったかぼちゃの煮付けを紹介します。
和食、特に煮物は難しいと思ってらっしゃる方が多いと思いますが今回は驚くほど簡潔化した作り方ですのでご安心ください!
煮付けってどんな料理?
煮付けとは煮物の一種で、少なめの甘辛い煮汁を強火の火加減で食材の表面に煮からめる料理です。
魚介類や、根菜類に多く用いられる調理方です。
魚の煮付けはこちらをご覧ください。めんつゆで楽々。魚の煮付け
ちなみに固いので混同されがちですが、かぼちゃは根菜ではありません!
かぼちゃってどんな野菜?

南瓜(なんきん)とも呼ばれるようにウリ科の植物なのできゅうりやズッキーニの仲間です。
読んで字のごとく緑黄色野菜ですのでβカロテンを豊富に含みます。
βカロテンは体内で必要なだけビタミンAに変わってくれます。
ビタミンAは粘膜を強くしてくれるので風邪の予防になります。
そしてビタミンAは脂溶性ビタミンなので油との相性がとてもよく、揚げたり炒めたりすると効率よく摂取できます。
今回は煮付けですが、厚揚げと一緒に調理することで油をプラスしています。
材料と必要なもの
- かぼちゃ(ブロックカットを推奨) 400g
- 厚揚げ 150g
- めんつゆ(ストレート) 300cc
- 砂糖 大さじ1
- アルミホイル(落としぶた用)
- 直径25cm程度の鍋またはフライパン

下ごしらえ
かぼちゃはスプーンで種を取り除き3cm程度の角切り、厚揚げは1cm程度の薄切りにしてください。
ここでポイントですが、かぼちゃはとても硬くて切るのが難しいのです。
ではどうするか…買ってきましょう。
写真の様なブロックカットのものが売ってますし切れていればまな板包丁を出す必要もないです、厚揚げか油揚げだけ切るならはさみで充分です!
ちなみにみなさん油抜きをご存知ですか?
油抜き
厚揚げや油揚げは油で揚げられた加工品です。
ですので工場で出来上がってから自宅で調理するまでの間に揚げた時の油が酸化して臭くなっています。
なので使う前にさっと湯がくか、お湯を回しかけて劣化した油を落としておく下ごしらえのことを油抜きといいます。
もちろん油抜きは省いてもOK、油抜きすると雑味がなくなってよりおいしいくなると覚えておいて下さい。
今回の厚揚げはパッケージに油抜き不要と書いてあり、「ラッキー!」と思って省きました、便利な世の中になったものです。
ちなみに油抜きをする際は電気ケトルを使うと楽ですよ!
こちらでも紹介しています。便利すぎる電気ケトルとキッチンばさみ!

加熱調理
まずかぼちゃを皮が下になるよう鍋底に並べます。
かぼちゃがやっと並ぶくらいの鍋を選ぶのもポイントで、これを怠るとかぼちゃが崩れてしまいます。
次にめんつゆ(ストレート)をかぼちゃが少し顔を出すくらいまで注ぎ大さじ1杯のお砂糖を入れ強火にかけます。
かぼちゃは崩れやすいのでこの状態からむやみに動かさないで下さい。


煮汁が沸いてきたら静かに沸騰が続く程の弱火にしアルミホイルで落し蓋をして5分煮ます。
落し蓋の作り方ですが、鍋の直径くらいのサイズにアルミホイルをちぎり、ぐしゃっとかぼかちゃの上にはりつけるようにのせ、菜箸で10か所くらいブスブスっと穴を開けて終わりです。


5分後落し蓋をはずし厚揚げをなるべくかぼちゃとかぼちゃの間に並べ再び落し蓋をしてさらに5分煮ます。
5分後厚揚げが煮汁から飛び出していたらなるべくかぼちゃにさわらないようにひっくりかえして煮汁につかるようにします。
そのまま手で触れるくらいまで冷ましたら完成です。
煮物は出来立ての熱々は余りおいしくないので少し冷ましてから召上ってください。



まとめ
参考になりましたでしょうか?
ブロックカットのかぼちゃを使えば冷ますまでの時間を考慮しても20分くらいで調理できます。
冷蔵庫で2日間くらいは保存できますので少し多めに用意してもよさそうですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
