こんにちはキックです。
今回はレシピ投稿ではなく、ほぼ毎日晩酌していた僕が、晩酌を3ヶ月やめてみて起こったことや方法について紹介します。
先に結論を書きますと、途中悪いこともあったけれど、最終的にいいことしかなかったです!
私事になりますが、お酒を飲むようになってから約10年、どのようにお酒と付き合ってきてなぜ晩酌をやめようと思ったのか?
実際やめてみて3か月でどのような変化があったかを順に書いていきますので、興味のある方はお付き合いください!
Contents
僕の飲酒歴
20歳~23歳まで
当然ながら僕の飲酒歴は20歳から始まります。
法律的にお酒が飲めるようになったわけですが、お酒を飲む習慣は全くありませんでした。
たまに友達と飲み会に行くか、宅飲みする程度でしたね。
ジュースみたいなお酒を飲むか、苦いのをやせ我慢してビールをチビチビ飲む。
飲み会では自分のペースがまだわからずベロベロになって介抱してもらっていました。
この頃の僕は酔っ払うことを知ったばかりの若僧でしたし、タバコは吸うけどお酒は全く飲まなくても生きていけました。
24歳~26歳まで
24歳になる少し前からドイツにある和食屋さんで勤めはじめました。
従業員はほぼ日本人で、特に厨房スタッフは酒豪ばかりでした。
僕ももちろん厨房スタッフとして入社したので、直属の上司、先輩が全員酒豪というこになります。
業務終了後の深夜、いつも決まった角の客席で『お疲れ一杯』が始まるんです。
全然一杯じゃないんですけど(笑)
ドイツの地ビールを無料で飲めるのはうれしかったんですけど、お酒も特に好きではなかったですし、勤務時間終了後に新人なのでいじられたり、おかわりをついできたりしなきゃいけないことに対して「この人達スゲぇめんどくせぇな」と思っていました。
初めのうちは一杯だけお付き合いして帰ったり、「今日はやめときます」といって帰ったりしていたんですが、仕事を覚えていくにつれて先輩方に気に入られるようになり、徐々に『お疲れ一杯』に参加する頻度も滞在時間も増えていきました。
この時期に完全にお酒を覚えてしまいました!
明け方まで飲むこともしばしばで、諸先輩方から『酒を飲めないやつは人生の半分を損している論』を叩きこまれました。
確かにお酒の席は楽しいし、皆さん饒舌で色々な体験談を聞けます。
自分の人生のこやしになるのでお得だし、お酒を覚えてよかったとこの時は思っていました。
今は真逆の考えですけど(笑)
こうしてわずか3年足らずの間に僕は一人前ののんべえに成長(衰退?)したのでした。
27歳~33歳まで
一人前ののんべえとなって帰国した僕は、飲食業界の中ではホワイト寄りのブラック企業で働くことになります。
やっぱり上司にはお酒好きの人が多くかったです。
『お疲れ一杯』制度もあったので仕事終わりに一杯飲んで終電に飛び乗り、家の近くのコンビニでビールを買ってまた飲むというのがルーティンになりました。
毎日ビールを1.5Lは飲んでたんじゃないでしょうか?
休日の時だけ飲酒を控えるようにはしてましたけど、この頃の飲み方をアルコール依存症チェックシート(AUDIT)に入力してみると・・・
問題飲酒はあるが依存症には至らない、飲酒量を減らしませんか?
という判定。
20歳からお酒を飲めるようになって、初めは全然必要としていなかったけれど、気づけばかなりの量を飲んできたなぁと我ながら感心します。
なぜ晩酌を辞めてみようと思ったのか?
20代前半から30代前半にかけて飲んで、飲んで駆け抜けた僕ですが、2019年10月からこの記事を書いている2020年1月半ばまで3か月以上晩酌をしていません。
ではなぜ晩酌をやめてみようと思ったのかというと4つの理由があります。
- 人生百年時代
- 二日酔いがしんどい
- 禁煙に成功したので禁酒もいけるだろ!
- 消費増税
です。
ひとつひとつ掘り下げていきます。
1.人生百年時代
2018~2019年かけてにこの言葉をよく耳にしたんですよ。
長生きすることはいいことと思います、でもそれは健康で、なおかつ潤沢なお金があっての話ですよね?
ひねくれた性格の僕は「辛いだけやん😢」って思いました。
毎日の飲酒が健康とお金に直結することはわっかっていましたよ、けど「わかっちゃいるけどや~めら~れない♪」
追い打ちで『年金2000万円問題』もよく取り上げらてれましたね。
「今の僕の収入では老後に潤沢な貯蓄をするのは到底無理、せめて健康でいて家族に迷惑かけたくない!!そして少しでも節約に貢献しなければ!」
稼げない僕が一家の主としてできること、この赤字の部分が一番のベースとなって行動に至ったんだと思っています。
実際、晩酌をやめるより先に禁煙にも成功しています!
2.二日酔いがしんどい

晩酌した翌日はいつもお酒が残っていました。
ここ10年、週5ペース以上で飲んでいたのでほぼ毎日二日酔いで、体調不良でした。
僕は仕事を病欠したことがありません。
風邪をひかない、インフルエンザになったこともないんです。
でも毎日気分がどんよりして、倦怠感で、下痢で、少しの頭痛がありしんどかったです。
もしかしたら風邪やインフルエンザに感染していた時もあったのかもしれませんが毎日具合が悪いので見分けがつかなかっただけなのかも(笑)
毎日のことなので二日酔いのしんどさには慣れていたんですが、仕事以外の時間にひたすらダラダラしてしまうんですよね。
前述した『人生百年時代』『年金2000万円』ともうひとつ『副業解禁』も話題になったじゃないですか?
既に副業で結果をだしている方もたくさんおられるようです。
「もう酒飲んで自分からしんどくなりにいってダラダラしている場合じゃねぇな。なんて生産性のないことをしてるんだ俺は!!」
と感化されたのもありますし、30歳を過ぎてから二日酔いのしんどさが年々増してきたような気もしていたんです。
3.禁煙に成功したので禁酒もいけるだろ!

先にちらっと書いたんですが、僕、禁煙に成功したんですよ。
期間はまだ1年半くらいですけど。
絶対無理、一生吸い続けると思っていたんですが、たまたまが重なってできちゃったんですよ、詳しくはこちらからお読み下さい↓
禁煙に成功したことが嬉しくて嬉しくて、誇らしくて誇らしくて、何かを克服するのってとても気持ちがいいことに気が付いたんです!!
自分が意識高い系、高尚な人になれた気がして完全に調子に乗った僕は「今の俺なら禁酒もいけんじゃね?楽勝なんじゃね?」と思ったのでした。
後述しますが、この後痛い目にあいます(笑)
4.消費増税
最後に消費増税です。2019年10月1日から消費税が8%➡10%に引き上げられました。
僕が晩酌をやめ始めたのは2019年9月27日からで、わかりやすくするため10月から始めたことにしていますが、消費増税に合わせた訳ではなくたまたまです!
恥ずかしながら酒類が軽減税率の対象外だということをつい最近知ったくらいです!
とはいえ、増税により家庭の支出が上がっていくのは事実で、節約しなければと最後の一押しとなりましたね。
以上の4つが晩酌をやめてみようと思った理由です。
どのように晩酌をやめたのか?
はい、晩酌をやめるべき理由、思い、をつのらせたらあとは実際に行動していくのみです。
僕が最初にとった行動は『今日は飲まないと決めて実際に飲まない!』です。
晩酌をしていた頃から我が家にはお酒をおいていませんでした。
というのもあればあるだけ飲んでしまうので、その日飲むビールを仕事帰りに自分で買って帰るようにしてたんです。
そしてある日決意しました、「今日は買わずに帰ってみせる」と。
いつも寄っていたコンビニでお酒ではなく飲むヨーグルトを買い帰宅しました。
「よし、一日目はいけそうだ、禁煙より簡単かも」と玄関を開けた矢先とんでもない物を見つけてしまったんです!!
キリン一番搾り350ml 24本入り
妻の父、お義父さんからの差し入れでした😨
あまりのタイミングの良さに吹き出してしまいました!
(作り話ではなく実際にあったことです)
本気でメルカリで売ってしまおうか考えました(笑)
当時入院中だったお義父さんが、「残暑が厳しかろう」と僕のことを思って送ってくださったのでありがたくいただくことにしました。
家にお酒があればあるだけ飲んでしまう僕でしたので5日足らずで飲みきりましたが、一度決意したことが途切れたので「さあ、今日から始めよう」とはなかなかなれず、まだまだ残暑も厳しかったこともありそれから2週間くらいはビールを飲み続けてしまったんです。
ビールを飲みながらどうやったらビールを辞めれるか考えてみました。
ふと「ノンアルコールビールってどうなんだろう?」と思ったんです。
というのも僕はこれまでにノンアルコールビールやノンアルコールカクテルを飲んだことが全くなく、「意味のわからん飲み物、お酒を飲むつもりがないならソフトドリンクでいいじゃん!」と軽蔑すらしていました。
ノンアル飲料を愛飲している方々、申し訳ありません。
僕がほとんど車を運転しないためかこういった偏った考えを持ってしまっておりました!
とりあえず一回は飲んでみようと仕事帰りに『サントリーオールフリー』を購入し、その場ですぐに飲んでみたんです。
ビ、ビールの味がする、てかビールじゃん!!
おいしくて感動しました!
シュワシュワしてのど越し爽快、ビールを飲んだような満足感が得られるけど、酔いが回らずお腹に溜まるので次の一杯を欲しない、非常によくできた商品だなと思いました。
他のノンアルコールビールも試してみましたが大手メーカーが出しているものはどれもよくできていると思いました。

やはり先入観や偏見はよくないですね、もっと早くノンアルビールに出会いたかった!!
仕事帰りに一本だけオールフリーを飲むようにしたら簡単に晩酌をやめることができました。
晩酌をやめてみてよかったこと
晩酌をやめてみてすぐに実感できたことが大きく分けて2つあります。
- それはお金が減らなくなったこと
- 元気になったこと
です。
一つめは当然ですが、毎日ビール3本買っていたのがオールフリー1本になっためです。
秋になり肌寒くなった頃にはオールフリーすら買わなくなりました!
二つめの『元気になったこと』ですが、感じたことがいくつかあります。
汚い話ですがお酒を飲んでいた頃は毎日軟便、もしくは下痢でしたがそれがすっかりなくなりました。
それと目覚めがよく、スッキリと起きれています。

お酒が残っているときは気分がどんよりして思考も働かなかったのですが、朝から精力的に行動できるようになりました。
元気になれ、お金も貯まっていくのでこれから生活の質をどんどん上げていけるんじゃないかなって思っています!
晩酌をやめてみて悪かったこと
実は悪かったことも一つだけあります。
それは晩酌をやめてみて2週間くらいたった頃、やめたはずのタバコを吸いだしてしまったことです😨
初めは貰いタバコが発端でした、1本ぐらい大丈夫と思ってました。
というか禁煙してからも年に2~3回あるお酒の席では吸ってOKにしていて今まで大丈夫だったんですけどこの一本からは1か月くらい続いてしまったんです。
飲酒欲求が喫煙欲求へ転換されたのでしょうか?
なんとか禁煙も再開できましたけど、怖いなぁと思いました。
毎日の晩酌はやめたが禁酒した訳ではない!
僕が晩酌をやめてみてから3か月経ち、それについてのきっかけ、方法、よかったこと、悪かったことを書いてきました。
ここで言っておきたいのが「僕は禁酒した訳でも断酒した訳でもありません」ということです。
僕、この3ヶ月間の間にお酒飲みましたよ!
誰かに誘われたり、勧められた時限定ですが・・・。
僕がやめたのは『毎日習慣になっていた一人でお酒を飲むという行為』です。
僕の場合、誰かと飲みに出かけるのは年に2~3回、多くても片手で数えられる程度なのでそれぐらいはいいかなと思っています!
お酒の席はやっぱり楽しいしお酒が嫌いになった訳ではないので。
禁煙したときもそうだったんですけど、一生吸わなかったり、飲まなかったりは寂しいので誰かに誘われたのを口実にたまぁ~に許してあげるんです。
最後に

毎日の晩酌をやめてみてまだ3ヶ月ですが、本当に元気で毎日が清々しいです。
お金も貯まりますし、「投資でも初めてようかな」なんて思ったりしています。
先日、前の職場の上司に誘われて飲みに行ったのですが、お酒が弱くなっているのを感じました。
量をそんなに飲んでいないのに次の日の目覚めは最悪でした。
「この感じが嫌で俺は酒をやめたんだったな・・・」と再認識できました。
もちろんこれからも続けていきますし、また新たな気づきがあれば紹介していこうと思っています!
次回はレシピ紹介しますのでお楽しみに。
最後までお読みいただきありがとうございました。
